Webアプリケーションのテストでは、CSSセレクターやXPathを使用して要素を選択する場面があります。
Autifyでシナリオをレコーディングする際は、CSSセレクターやXPathを意識する必要はありませんが、ロケータやJSステップを使用する際にCSSセレクターやXPathを書く場面が発生します。
Google Chromeのデベロッパーツールを使用すると要素のCSSセレクターやXPathが簡単に取得出来ますが、デベロッパーツールで取得したCSSセレクターやXPathをそのままロケータやJSステップで使用すると上手くいかないケースがあります。
当記事では、安定するロケータの指定仕方を、主にXPathを用いた手法に絞って解説します。
ロケータやJSステップでCSSセレクターとXPathのどちらを使うべきか悩むことがあるかと思います。それぞれの違いと利点を理解することで、適切な選択が可能になります。
XPathの利点は、CSSセレクターでは難しい親要素や兄弟要素を基準とした選択が可能である点です。また、特定のテキストを含む要素を選択するなど、複雑なロジックを使いたいときに便利です。
ブラウザの開発者ツールを使うことで、簡単にCSSセレクターやXPathを取得できます。